2022年11月、つがる市にヘリポートを併設した防災備蓄倉庫が完成しました。
市内施設に点在していた備蓄物資を集約し、十分に収容することができる施設として設計しました。
1階の倉庫は天井高7mとし、最大780パレットを収容できる電動ラックは備蓄物資を十分に保管することができるため、災害時の物資不足に備えることが可能です。
2階の防災研修室では、市民が自主防衛組織の育成や、指導を行うために利用できるほか、災害時には、災害救助隊などの待機場所として運用可能です。
田園風景の広がるこの地区で、災害時の避難施設として遠くからでも認識しやすいように紺をベースとした外観とし、隣接する総合体育館や近隣との調和にも配慮した彩色としたことで、景観を損なうことなくシンボリックな建物となりました。
担当業務:実施設計/監理業務